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”フランス・イタリア”リピーターの方へ情報を発信するブログ。

形式的な挨拶

Bonjour

我が家の向かいの家のお嬢ちゃんが昨年から幼稚園に行き始めた。その子はとっても恥ずかしがり屋で引っ越してきた当時は こちらが話しかけても声さえ出さず、お母さんにご挨拶しなさいといわれて、やっと 「こんにちは」 って言えるような女の子でしたが、いまは私に自分から声をかけられるようになりました。ま それでも元気いっぱいな子というよりは、おとなしい子。

その子が幼稚園に行き始め、今年からその幼稚園はバスで家の前まで迎えにきてくれるようになり、8時半になるとかならずバスから幼稚園の先生がおりて その子を迎える。その時に 「はい ごあいさつ」 といって 「おはようございます。 」と言わせる。 挨拶の教育をしているつもりなのだろう。若い綺麗な幼稚園の先生だ。
でも私は その挨拶がどうも形式的にみえて仕方がない。なぜかといえば すぐうちのまえに幼稚園のバスをとめるわけです。たまにたまたま 私が外にでているときもある。 それなのに わたしをみても挨拶一つしない。 こんな幼稚園の先生が 子どもにむかって
「はい ごあいさつ 」って はぁああ~ ?って思う。 まず あなたが私に挨拶をして 挨拶ってぇえのは こういうものだと 形じゃなく示せ って思う。幼稚園の先生がそういう行動をとっていたら わざわざ はい ごあいさつ なんて教えなくても 子どもは先生にあったとたん あいさつ するだろうし 知っている人にはあいさつ って学ぶだろう。

先生自体が マニュアル化し あいさつ を こうやって教える ってやっているから 子供たちはそこだけは挨拶するけど 普通に挨拶ができないのではないか と毎回その幼稚園の先生の態度をみて思うのです。

そうかと思うと ちょっと我が家から先にある保育園の先生たちは すごい。 私は保育園の近所でもなんでもないのに 私がその保育園の前を通って駅へ向かうのだが 毎回 園庭で遊んでいる子どもをみながら 私にも会釈やあいさつをしてくれる。
そんな先生が保育していれば 子供たちは 自然にあいさつ を教えなくても学ぶものだ。

しつけや教育って 形でマニュアルでできるものではなく それをする人間がそれができているかどうかなのではと思う。保育園の園長がきちんとそういうことを話しているというのもみえてくるし、幼稚園の園長が商売として幼稚園を経営しているというのもみえてくる、所詮 一番TOPがどういう心でしているか なのだろう。

人に教える立場であれば 余計に自分の振舞を見直さなければならない。

Millejoies Planning
Mieko SATO

国際女性デー 3月8日に想う

Bonjour

3月8日国際女性Dayをご存知でしょうか。国連が決めたものです。そしてイタリアではこの日女性に感謝を込めてミモザの花を送ります。いまではヨーロッパでは当たり前のようなイベントになってます この季節は春をつげる花の象徴がミモザです。女性に対しての感謝の気持ちをきちんと表現するのは日本人はとても苦手ですが、さすがヨーロッパです。
それどころか日本では 森のアンポンタンが女性蔑視発言で大騒ぎになり、日本の精神性の低さを世界に露呈したのはついこの前 あんな人をオリンピックのTOPにできるこの日本のゆがみ をもっと真剣に憂えないと、、、

今 私は小諸の観光のお手伝いを少しだけさせていただいてますが、まあ~~小諸も日本の中の日本。気候風土はフランスに似ていて農作物や食がフランスには似ているものの、、、男性上位志向は日本の中の日本でしょうね。それはでも男性だけが悪いのではないのです。フランスもかつてはそうでした。どの国もそうでしょう。男性が外て狩猟して(または農耕して) 女性は家の中を守る。力では確かに女性は男性に劣ることが多い(100%ではないけれど) でも そういう長い歴史にピリオドを打ったのは 男性からじゃないのです。女性がピリオドを打って フランスは ヨーロッパは女性の地位を確立したこと日本女性は見落としてはいけないのです。

女性がなにも革命もおこさず わかってくれない わかってくれないと ぼやいていても何も変わらないのです。女性が虐げられていると思うなら 戦わないといけないのです。(戦うというのは攻撃的になれという意味ではありません)
 それを どうせ長い歴史がつくったこの風習を変えられるわけがないと諦めて何もしないなら、もう時点で男性と同じ土俵にはいないのです。ぼやく前に行動をおこし 何度だめだしされてもくじけずに挑み続けるしかない。そうやってヨーロッパの女性たちは立ち上がり 今の地位を確立してきた歴史をきちんと学ばないといけないのです。簡単に手にいれたわけではないし、いまだに戦ってます。
男性の陰にかくれて いいとこどり では何も変わらない。 どうせ頑張っても変わらない と思っている時点で負けてます。
私はそういうことを言う女性に会うと 自分が女性ということを理由にして認められない言い訳をしてると思います。能力あるのに認められないのは自分が女性だからだと 平気で言う人は女性を利用して自分の能力のなさを認められないでいる人なのではと。
もちろん そういう部分もあるでしょう。女性だからという一点でできないことなど でもそれを はいそうですか って引き下がってきていないか です。女性という言葉を使って 言い訳 するな って思います。

田舎にいけばいくほど 男性上位の風潮があるのは 女性がそれをよしとしているということなんだと 私は思います。
よしとしているなら 文句いわず 従うしかないのです。どっちかです。 

戦いもせず 失うものをこわがり 現状維持を選んでいるのに 不平不満をいうのはお門違いだと私は思います。女性の地位が低いのは女性側にも責任があると私は思ってます。男性を擁護しているわけではありません。男性は優秀な女性がいれば 素直に認めるより 生意気だとか 可愛げがないとか ということで引きずり落とそうとするのが普通の男性。少しレベルが高い男性なら 女性の能力を利用する。 本当にすごい男性は女性に感謝し学ぶ。 でもそんな本当にすごい男性がどれだけいるでしょう・・・
ならば 戦うしかない 自ら革命を起こしていくしかないのです。武器をもって戦うのではなく、 しなやかに 女性ならではの力で戦うのです。 と自分に言い聞かせている今日この頃。 私にとって小諸の街はいろんなことを教えてくれるフランスに一番近い街です。感謝感謝

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