Bonjour

最近 大学の在り方が変わってきました。というより 変わらざるを得なくなったと言った方が適切かもしれません。
それはもちろん 少子化


で学生数がすくなくなり 経営も難しい状況があるということです

いま 大学教育は経済界の要望をうけて 実践的な職業技術や知識を備えた人材の育成場所としての役割に高まっているらしい。しかし これは大学側のもつ本来の大学教育とは少々異なる。。。これからどのように大学教育が進むのか・・・
日本政府は大学生たちに 飛び立て

と題して海外留学

を推進しているのも大学教育の変革の一つである。 今までは大学在学中に留学したら 卒業は1年おそくなったものが今は指定大学では 1年留学したものを単位とみとめ 4年で卒業できる制度がある。こういった改革もその一つでしょう。
日本はこれから 国内が舞台のローカル経済圏と世界を舞台のグローバル企業とにわかれて大学教育をしていくのであろうか・・・国内が舞台であれば細やかな「もてなし」や気配りができる日本人的資質が必要とされる。
そこで
ローカル(L)型大学と
グローバル(G)型大学に大再編して 大学を職業訓練校化して ローカル分野とグローバル分野で求められる人材をそれぞれ育成していくというプロジェクト

L型大学で学ぶ内容例として たとえば文学部であっても文学論ではなく、観光業で必要となる英語、地元の歴史、文化や名所を説明できる能力。経済学部であれば簿記・会計をこなせる能力 となる。
L型大学は地方経済の活性化にも貢献できるというもの。地方は仕事がないわけではない

、、、いわば 雇用のミスマッチで人材が集まらないのが現状。L型大学の使命は専門的な能力を身につけさせ人材育成の余裕のない中小企業の即戦力となること(就職後 すぐに即戦力となる)
それに対してG型大学はグローバル市場で通用する高度なプロフェッショナル人材を育成すること。
G型大学で再編される大学は東京大学や京都大学など一部のTOP大学が中心と想定されている。
賛否両論あるようで 今後の動向がどのように日本に影響していくのか 興味深い

ですね。
弊社はフランス

で1年働いてきたいという青年達の背中を押す、仕事をしているわけですが、、、切に思います。人材というのはやはり育ててこそ育つわけで、それは大変な作業です。 制度を変えても簡単に人材が育成されるかどうかそれは疑問点もあります。が しかし やはり制度を変えていかなければ

みえてこないものもあります。まずは やってみる

のも大事なのかもしれません。諸外国の事情も簡単にいまはリサーチできる時代

・・・いいものは どんどん

取り入れていく柔軟性 これからは大切でしょうね。 日本

は日本でいいんだ なんて頑固頭

ばかりがTOPにいてはなかなか改革はできませんから・・・
Mille Joies Planning

Mieko SATO