Bonjour

先日、友人のおばさまが亡くなったので(私もお目にかかったことあるおばさま

)友人がおうちの整理に行ったら、、、ものすごい量のお着物が…

それで友人はふと私のことを思い出してくれました。私が着るのではありません

念のため。
羽織などは フランス人はお洋服の上にちょっとしたコートのように着る方がいるのはご存知の通りです

で 聞いたら凄い数の羽織があると。。。それもしつけ糸もとってないものも…

勿体ない

一度も袖を通さなかったのですね。。。作るだけ作って。でも確かに日本の今の生活でそんなに 頻繁にお着物をきる機会もありませんし、、、それに着たら着たで手入れも大変だしで、どんどん着物文化はすたれています

。 今ちょっと 和

ブームで若い人も着ようという試みがあちこちでありますが・・・でもこれもおそらく長続きはしないでしょうね

なぜなら着物ってお金

がかかるのですよ。それにお行儀よくしてないといけない

洋服きてたって、ありゃま

って人が多々なのに。。。着物なんて無理ですわ。お行儀がよくてお金

があって時間

にも余裕のある人・・・そんなにいないでしょう??
あとはお茶

を習っているとか 生け花

とか そういう日本的なものを習っている方がその時に着る。。。日常ではなく。。。日常から離れたものは そのスペシャルな日のみに着るものとなってしまうのですね。だからまた高いものとなり。。。着物だけ買えば着れるってもんじゃないし

、その中に着る長襦袢だの帯だの帯締めだの たび 草履、、、こまごまいれたら トータルで考えたら 洋服のほうがず~~~~と 安いし、行動的

なので今やこの日本文化は海外へ


ま 外人ならどんな着方しても許されるというか、、、
でもって 頂いた羽織は全て フランスの友人・知人に送りま~~す。私の手元に残るものはほとんどありません。。。それが着物をくれた友人の希望でもあるので

それでも羽織だけじゃないので ほか 沢山残った着物、、、どうしようかと思ってたら見つかりました。喜んでもらってくれる人

お互いにHAPPYになれるのが一番です。とてもいい着物なので活用されるのが一番です。もちろん ほとんどが 正絹のいいものばかり

友人曰く でもこうやってもらってもらえなかったら、、、どんなにいい着物も二束三文で(ってこの言葉もかなり古いですが

) 何百円とかで引き取ってもらうしかない、、、それなら欲しいという人にあげたほうがずっといいし おばさんも喜んでくるわ、、、と。
自分が好きで集めた高価なものもその人が居なくなったら、、、行き場所を失うのですね。ましてや箪笥のこやしで実際自分は着てないとしたら・・・

考えてしまいますね、、、、つくづく。
どう生きるか
何にお金を使うか 人間は死んだ時一番
「その人」 が見える気がします

Mille Joies Planinng

Mieko SATO