Bonjour
100年に1度の不況と叫ばれて数ヶ月。
正社員でもリストラが始まり、契約社員がきられるのは、まだ流れ的に納得できたとしても正社員まで・・・という 記事を目にした

もう正社員も契約も関係ないのだろう。こうなると。
確かに突然のリストラは酷い、、、し

会社経営側にも多くの責任も課題もあろうと思う。
でも、、私は30歳までに許可されるフランスワーホリビザ対象の青年の方々と接っする中で、最近とみに思う事がある。それは自分の立場を理解していないこと、目上のものを心から尊敬するという姿勢がみられないこと、人にお世話になるときは気持ちを表さなくていけないこと、等々 全く親から教わらなかったのかと 思う事多々なのです。こんな事を書くと 「あなたもそんなことを言う年齢になったのね」 と私の先輩方は思うのだろうと思いつつ。。。これは年代ではなく 各家庭の問題なのか、はたまた、関東関西の問題なのか、、、確かに若い人の中にも きちんとした人は居ますからね

先日もフランスの友人から

こんな話が・・・
彼女は日本食のテイクアウトのお店のレジでアルバイトしているのだか、突然日本の若者が近付いてきて、「携帯電話の充電の仕方がわかんないですけど知ってますか」 って言ったそうだ。
突然ですよ、皆さん。 ご挨拶もなく、前置きもなにもなく、、、はぁああ???私はいつから貴方の友達か?って思いますよね。お友達でも最初は こんにちは Bonjour 又は Salut からでしょ

憮然としながらも友人は対応し、彼は少し前にフランスに転勤になったとか、、、「えええ、こんな挨拶もできない奴が 転勤でフランス?」 聞けばかなりの高学歴らしい、、、誰もが知ってる大学

友人は日本の企業もおかしいが、(こういう学歴だけで人を雇っている) やはり この若者は常識がなさ過ぎる、、、私なら最初に 要らなくてもお店のものを少し
買ってレジに行ったとき 「恐れ入りますが、日本の方ですか?今、お時間いいですか?教えていただきたいことがあるのですが、、、」ここまで言ってから 携帯の充電の仕方を聞くのが常識で 当たり前の流れだ。と。その通り、、、、Je suis tout a fait d'accord avec toi......
そういう人間としての基本も出来ない人間が高給取り ってどっかおかしい。ま日本だけではないが。
そのくせ そういう人間に限って相手への要求は大きい。きっとこういう若者は会社にフランス転勤に際し、要求できるものは全てしたのではと思う。自分が人に何かを頼むときは 一銭も使わず

自分は会社から根こそぎ持っていくタイプだ。もしや 関西人か・・・と ついつい偏見の心が顔をだし

友人に聞いてみた、、、友人もすぐ そう思ったみたいで。。。予想通り 関西でした。さすが!恐るべし 関西人。(もちろんそうでない方々も沢山いますので、私の親友も関西人ですが、律儀な人。)
先日私も 同じような話に出くわした。 パリで言葉のトラブルか読解力のなさかで、家賃の支払いの時 金額が足りなかった。運悪く大家さんは次の日からヴァカンスでパリを離れる、そこでそのアパートの近くに住む、大家さんのお友達にお金を預けることになった。 まさかと思ったが、、、ぺろ?んと

手ぶらでお金だけもってお願いします だったそうだ。いくら預かってもらったのか詳細はわからないが 手ぶら?おったまげた

・・・そのマダムは預かるなんの義務もない、ただ親切で預かってくれるとなったのだ。 それもお金(キャッシュだ

) 私なら自分の不始末でそうなって、人を間にいれなくてはいけなくなったのだから、手土産もって(10ユーロもあれば何かある。なんだっていいのだ。)宜しくお願いします これ当たり前でしょ。これはわざわざ教えてもらうような事じゃない。。。でも その子は人の事は とうとうと批判する能力のアル子らしい

その

マダムが、「Elle est Kansai !」と、一言。

人にも有名な関西人。。。これで会話は終わったのだ。こうやって人間って判断されるのだなとまたまた痛切に感じた、一コマ。でもこんな話は日常になっている悲しい現実。その子だけの話ではなかろう・・・まさに同じようなことがミルジョワの登録していてパリにいる子もあったが、親ばかながら弊社登録の子はそんなことはなかろうと 思っている。。。

でも ちょっと心配なのは彼女も西の人
恥かき 義理かき 人情かき とは昔の人の言葉。人が動いてくれて当たり前の事など何一つない。なぜ、気持ちを形で表わせないのか そこには感謝がないからだ。 当たり前と どっかで思っているからだ。 人を批判して自分を正当化し、その根本には何があるか・・・「自分が一番正しい」だから他人に感謝なんかできるはずがない。若いときは中々自分が見えないものだけど、他人に対しての感謝は年齢の問題ではない気がする。
所詮はどんな世界でも人間関係。会社も色んな団体も。「居ないほうがいい人

」「居てもいなくてもどうでもいい人

」「居てもらわなくては困る人

」 会社からどう思われるか、、、会社のせいでなく、自分の姿勢を反省し、「居てもらわなくては困る人」を目指したい。 全てを他人のせいにしていたら何も変わらないから、、、私も常に心がけている。
ただ 動くのは地震だけ と聞いて 皆さんどう思いますか?これは相手に要求するのではなく、自分を戒める、他人に対して感謝を忘れるな と私は受け止めて 教訓にしています。
まずはご挨拶のできる日本人に!

フランス人にこの点は多いに学ぶべきだ。フランスは必ず、お店に入ってもお客さんがお店の人にBonjour という。お客だから 無言 なんて有得ない。Bonjour Monsieur Bonjour Madame と言って言葉をかわす素敵な習慣 また 必ずお店を出て行くとき Merci Bonne journee と。。。言葉は心の思いを響かせる手段だ。多いに活用したいと思う。
Merci votre comprehension.
Mille Joies Planning

Mieko SATO