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”フランス・イタリア”リピーターの方へ情報を発信するブログ。

日本語の乱れ

Bonjour

先日 小諸にフランス観光開発機構の局長と副局長をお呼びしてご案内させていただきました。
その模様はFBやインスタでご紹介してますので、ミルジョワプランニングからご覧ください

今日はその滞在期間中、日本語を学んでいる副局長から日本語を質問されたことで考えさせられた日本人の日本語の
乱れを書かせていただきたいと思ってます。
私もフランス語を学んでいる人間なので 言葉の乱れはとても気になるものです。フランス人はフランス語に誇りをもっていて、フランス語が乱れ無いように規制があったりしてますが、日本語はあまりそういう厳しいところがないように思います。

先日 小諸で副局長と話していたとき、副局長が 私の妻がと話だしたので、、、あなたの奥さんね
って相鎚をうったら、、「私の奥さん が正しいの?」と 「いやいや 私はあなたの妻とは言わない 奥さんと”さん”を付けます
でも副局長は 妻であってますよ。」って話ました。
確かに日本はあまりに うちの奥さん とか うちの旦那さんが とか 身内に敬称を付ける人が多くて お恥ずかしい

もっと言えば、ある程度大人になってから、 うちのおかあさん とか おとうさん とか 聞いてて嫌になります

結構 高学歴の人が平気で乱れた日本語を使ってます。残念で仕方ないですね
今は ブログやSNSでもよくみる あいさつの こんばん とか こんにち とかもその一つ。
正しくは こんばん  こんにち   
50代 60代でもこの間違いをします。ときどき どちらでもいいのか って思うほどです。

そして敬語の乱れ。乱れというか間違って使っている。使い方がわかってない。確かに日本人にとっても難しいです。
でも使えないほど難しいわけじゃないです。外国人でもきちんと使っていますから。外国人が間違えても誰もなんとも
思いません。しかし 日本人が間違えたら あらら~~となりますね。

私のフランス語の先生がよくいいます。必要のない言葉なら消えていく。残っているというのは意味があると。

日本語は日本文化の一つです。友達同士でふざけてわざと変な言葉や汚い言葉を使うのはまた別の話。
きちんとした時にきちんとした日本語できないなら ふざけた言葉や汚い言葉を使う資格はありません
日本人として 綺麗な正しい日本語を書いて 話せる ようになりたい と思います。本を読まなくなった弊害なのでしょうか。
もっともっと 良書を読まないとですね

読書の秋 秋の夜長 活用したいです

Millejoies Planning
Mieko SATO

脱 ハンコ

Bonsoir

今 話題になっている 印かん ハンコ問題。
私のころは 履歴書の名前のところに必ず 印 ってあって そこにハンコをまっすぐにきれいに押すのが大事な作業の一つでした。
そんな時代です 実際に そのハンコの押し方が曲がっていたり 薄かったり したら 人事の人はそれだけで 募集から落としていた時代でもあります。あまりに応募が多かったりすると それを第一関門にしたりしてました。
それがです、、、もう 履歴書の名前のところに 印 という印字がないものも数年前から出始めていたんですよ。ご存知でしたか

私はフランスワーホリの仕事で 常に履歴書を見る環境にいますのでわかるのです。そして いまや履歴書もワードで。手書きじゃなくていいというところも多数。 名前のところだけ手書きとか いろいろみたいです。30年以上前の私たちのころは どれだけ綺麗に書くか大事なポイントでしたけどね こんな時代がくるとは思いもしませんでしたね。

確かにフランスへワーホリ で行く方々にとっては 印 なんていらないし 申請書類もすべて サインだけ。。。ただ さすがに申請書は手書きですから 書き方はアドバイスしますし 丁寧にきちんと書くことは話ます。
読む方の身になって書かないといけないこと など、、、これはある意味基本ですから。

今までまことしやかにされていたことが 実は無用の長物であったなんて 時代とはいえ、、、。
OL時代 上司のハンコもらうためだけに1日がかりだったこととか ハンコを押す仕事で1日終わったとか ハンコがないと何もできないとか(それが三文判だろうが シャチハタだろうがなんでもいいわけで) そんなことに意味があるのかと 思ったことも確かにありました。 
実際 先日 三菱UFJ銀行で 新しいキャッシュカードに生体認証のために手続きしにいったとき ハンコを要求されました。ハンコがいるなんて思わず、、、通帳にももう省略されているし、、、最初に通帳を作ったときのハンコ いくつかあると どれだかわからなくなり、、、いくつかもって また銀行へ まったく もう~~と思いながら。こんなハンコ 一つないことで生体認証の手続きをしてもらえないのか と。。。 写真つきのマイナンバーもあるし 運転免許証もあるし 私が本人だとわかるのに、、、もっと違うところに神経を使ってほしい と思ったりしました。

打合せや会議もオンラインで可能になったり どんどん無用の長物が出てきてますね

本当に大事なものがなんなのか 考えるいい機会です、これもある意味 コロナのおかげ。。。
そぎ落としてもそぎ落としても 残るもの 見えてきている気がします。

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ひな祭り

Bonsoir

今日は楽しいひな祭り  
雨水の日にひな人形を出して 今日は本番です。そしてすぐに雛人形はしまわないとです いまの若い人の家ではあまり 何段飾りとかの雛人形は住宅事情 から飾られることが少なくなったこともあり、あまり ひな祭り自体の歴史を知らない人が多いのではないでしょうか・・・・私もすごく詳しいわけではないですが、小さい時は ケースに入ったお雛様が我が家では飾られていたことが 微かな記憶にあります。だからといって はまぐりのお吸い物を毎年飲んでいたわけでもなく、、、ちらし寿司を食べていたという記憶もあまりないです。桃の花を飾るのも あまり覚えてないです。実は桃の花はもう少し 後

このお祭りは想像通り 中国の上巳の節句が日本に伝わったと言われているそうです。上巳の節句の頃は 桃が咲くことで桃の節句とも言われ、 桃の花の酒には厄除け 桃の葉のお風呂が 魔除けの力 があるとかで親しまれたきた節句らしいです。
この桃の葉のお風呂 に入ったら また 桃の花の酒を飲んだら コロナウィルスを撃退 できたらな~~と 思っている人は私だけではないでしょう

こういう病気が蔓延して 世の中がすさんでくると 平和なときは 「いい人」 の仮面をかぶっている人間も ポロっと仮面の中が露呈したりする。稼ぎ手が死ぬウィルスじゃなくて高齢者だからよかった などと暴言  を吐いたり、、、
聞いた瞬間 ぞっとする。 こういう人間の頭の中には  しかない。稼ぎ手か稼ぎ手じゃないのか で判断しているのはあまりに心が貧相で、、、怒る気にもなれない。
以外に 平和な普段のとき そのままのナチュラルな人(特にいい人とか愛想がいいとか言われていない)が とても優しかったりするのを みるにつけ 人間は コンディションのいいときじゃなくて 最悪な時にどんな態度にでるか どんなことを言うか でその人の本質がわかるのではないか・・・ と。
お金があるときは みんないい人になれる って 先日、親しい人の名言
お金もなく なにもかもうまくいかないときにこそ その人間が見える 

コロナウィルスで大変な今、デマ に惑わされず みせかけの優しさに騙されず 凛として生きていきたいものですね

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真夏のような5月

Bonjour

今年はGWもずーーとお天気でしたが ここ数日も まるで 真夏のような暑さ いいお天気でしたね。今日やっと涼しいというか、、太陽がすこしお休みして ちょっと ほっとしたりして

5月19日20日21日と浅草で三社祭がありました。今年は縁あって 浅草のお店の方とお知り合いになれ(Merci Mme SHIBATA) 5月21日に行ってまいりました 祭りって あんまり興味なかったのですけど、、、フランス人に日本を紹介するという仕事をしてからは やはり 日本の文化の一つですから、勉強しないとです。勉強しないとって いうものじゃないのでしょうが・・・習うより慣れよで、、、行ってきたわけです
めっちゃ 活気があって その上 お天気よすぎ 熱すぎ 暑すぎ でした。ビールもうれたことでしょう。やはり 祭りやイベントはお天気じゃないとねぇええ~~ 寒いより暑いほうがいいし 雨より晴れているほうが 絶対いいのです。お客様の出も違うでしょうしね。

神輿を担ぎたい若い衆がけんかになったり もみくちゃになったり って 初めて目の前で見ました へたするとけが人。って聞いたら 死人もでたことがあるとか・・・ そうなると 本末転倒ですけど、、、あの界隈の方々にとっては1年の中で一大イベントだそうなので 永久に続くことでしょう
結構 周りの飲食も定休日でもないのに 店しめて 担いでますから お金より大事なものらしいです。

とても楽しい1日でした。日本の文化 言葉で伝えられるようにフランス語も勉強しないと

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南部鉄器

Bonjour

日本の南部鉄瓶 南部鉄器の急須などがフランス で流行っているのは知ってましたけど、、、今回 フランス人の友人に買ってきてほしいとお願いされて あれこれ調べていくうちに すごくいいものなんだということを知りました
自分の国のいいものに 無頓着 でいることに ちょっと恥ずかしくおもった次第です

それにしても 重い 南部鉄瓶。 とてもいいものでも 年を取っている人にはちょっと辛いですね・・・そして お値段も結構高い もちろん高いには高い理由があるので 当然ではあるけれど、、、ちょっといいなって思うと 何十万もする
お湯を沸かすために 何十万もする鉄瓶を買える家庭はそんなにたくさんはないでしょう。
普段つがいの相場は2万から5万の間のものですが これも 手頃とはいえない。そのうえ 重い そして手入れが大変 となれば どんどん 庶民の生活から離れていったのも理解できます。

それがいま 海外の方がその良さを理解して使い始めるって 不思議です。そして 私のように外人から言われて初めてどんなものかを調べてその本質を知ることに。

本当にいいもの って 便利でなくて 使い辛いものなのかもしれない。フランス人にとって あまり便利なのは価値が高くないのかも・・・ いまだに コンビニないし いまだに宅配ないし
フランスって いまだに かなり 古いもの使っている家庭多々。だからこそ 南部鉄瓶みたいなのがうけるのかもしれないです。アメリカではおそらく うけない 日本はそういう意味ではアメリカよりですからね 電化製品も・・・
なんか アンティークに価値があるというフランスだからこそ 南部鉄器が受けたのかな~~と思ったりしながら お土産にする南部鉄瓶を探しています いろいろみてますが なかなか 選べない。ネットで買おうかと見てますが、実際手にとって買わないで大丈夫なものか 心配です。 

ま 最悪はフランスで買ってくれというしかない On verra
でも 彼らのおかげでもしかしたら 我が家は南部鉄瓶でお湯 わかしてるかもしれません。。。この秋以降

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Mieko SATO
2016年09月04日 | 日本文化 | トラックバック(0)件 |
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