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”フランス・イタリア”リピーターの方へ情報を発信するブログ。

子育ての難しさ

Bonsoir

大きな社会問題になっている子供の虐待
法律の改革も進んでいるようです。本当に残酷で悲しい事件でした。親が子供をしつけるのに多少のことは不可欠だと 私などは思っていたので、、、法律的で今後は一切たたいたり、なぐったりはしてはいけないということになるらしい。もちろん 正常な親なら 好き好んで我が子をなぐったり、叩いたりはしないでしょうが。その子を思って心を鬼にしてしつけをするというのがみなさんが知っている「こどものしつけ」 獅子は我が子を谷へ落としてそこから這い上がってきた子だけを育てるというのも 子を思う厳愛のたとえでしょう。それがこれからは通用しなくなる・・・

確かに、親といっても一人のまだ未熟な人間。親になったからといって 人間が完璧になるはずもなく、言うなれば、、、子育てをしていく中で一人前になっていく、子供によって親は人間として一人前にさせてもらうわけです。そう思っている親なら 絶対に「虐待」などするはずはない。。。 自分もまだ未熟ではあるが 我が子のために心を鬼にして「しつけ」をする というスタンスではなく、自分の子どもは自分が何をしてもいい、言うこと聞かなければ力で押さえつける 黙っていうこと聞け 的な考えの親のもとに生まれてしまうと悲劇が起こるのではないでしょうか
親にとって 子供は一番身近な権力行使できる弱い存在。だからこそ愛情ありきでないとただの虐待となってしまう。

子供は親の所有物ではない。殺すくらいならなんで産んだのか・・・私の友人で子どもができない人が殺すなら私が育てたかったと言っていました。きっと そう思うカップルは沢山いると思う。
あの事件で私が許せないのは母親です。 父親が虐待していたら 命がけで守るのが母親なのではと思うのです。たとえそこで命を落としてもそれは産んだ親としての責任なのでは。それくらい 子供をもつことへの責任を考えて産んでほしいと私は思います。

これから 親になる人達へ、親になることは簡単じゃない。肝に銘じて親になってほしいと願います。過保護も親のエゴ、放任も親のエゴ、そして最悪な親のエゴが虐待。。。

虐待で亡くなった子供たちの冥福を祈ります 

Mille Joies Planning
Mieko SATO

親ばかではありません。

Bonjour

先日、乗り合わせて電車で おったまげることがありました なににおったまげたかというと「しつけ」ができない 馬鹿親にです。 親ばかの話ではありません。 馬鹿親ぶりにおったまげました

2歳くらいですかね、、、ベビーカーに男の子 をのせた若夫婦
ベビーカーを電車の一番先頭のちょっとしたスペースにおき、その両脇にたってました。そこにはちょっとみると 電車の緊急停止装置がありました。

そうです 子供が押しちゃったんです。 我々は ピロピロという緊急停止装置の作動した音を聞き、、、またなにか と思いきや。。。その緊急停止装置から鉄道の方の声が
「どうされましたか・・・」
そしたら その馬鹿親 ヘラヘラして「すみませぇ~~~ん うちの子が押しちゃったんです」だって 天下一品の馬鹿親 子供は仕方ない。。。そういうもんです。目の前にボタンがあれば 押してみたくなります。それをみてて 両脇でですよ、、、親なら押す瞬間 手をとめることもできます。それを 「ああああ~~~ 押しちゃった」状態。 アホか って感じでした。

そのあと、、、きつく叱ることもせず、しつけもせず、、、ヘラヘラ状態。我々にむかって、小さい声でも 申し訳なさそうに 「すみません」 とでも いったなら まだしも。。。。結構 乗客みんな  こんな感じでした。

あんな馬鹿が育てたら きっと馬鹿になるな~~~と。お勉強ができるできないの馬鹿じゃないので、念のため。
こういう人が 高学歴でエリートになると最悪なわけです。いっぱいいるけど・・・

どんどん こういう非常識な馬鹿親が増えないことを祈ります

Mille Joies Planning
Mieko SATO

子供は騒ぐもの・・・

Bonjour

先日 TVをみていたら 子供が騒ぐのは有害か…ってテーマで討論されてました

そして結論は 子供は騒ぐもの 仕方ない → なにに腹を立てているか、、、その騒いだ子供に対する親の態度なんですよ。。ね  ちょ~~~ 納得
自分の子供は泣こうが騒ごうが 音楽に聞こえる らしい。他人には騒音にしか聞こえないものです。 でも 一所懸命にそれを注意し教育しようとしている親がよこにいれば みな 理解しようと努力するのです。 そんなに鬼 ばかりじゃありません
親として そのしつけや教育を怠っている親、 みせかけの注意でその言い方が優しすぎる(子供は聞かない) はたまた 他人に気を使いたくない故 外にでないようにする っていろんなパターンの親が存在しますね。

私が身近でとても 感じているのは ヨーロッパ線みたいななが~~いフライト に 子供 が乗ってくるのがちょっと信じられないですね。子供にとって辛いでしょうね 12時間。親は自分が行きたい国に遊びに行くわけですから 楽しいでしょうが。。。子供はパリなんて ぜ~~んぜん その良さわからないでしょうし。赤ちゃんなら もっとです。可哀想すぎます。親のエゴ。。。残念

そういえば話はちょっと横にずれますが。。。ある人(かなり大会社の上の方)が言ってました。いつも自分はファーストクラス。でも子供はエコノミーに乗せると。それも一つのしつけ。大事なことですよね。そういう事をしておかないと とても嫌な人間になると。 勘違いしちゃいますからね。

素晴らしい親御さんたちも確かにいます。しつけに厳しくしている。でも 多くはそうではない親御さん達が目立ってます。親になる以上は も ちょっと考えて生きてほしいと思うのは私だけでしょうかね。

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Mieko SATO

グレートマザー

Bonjour 

私の主な仕事は フランスワーホリのアドバイスやフランスへの各種の留学 な訳ですが、最近 他の会社の方々もおっしゃってましたけど 留学する人が減っているというのです。

私も仕事柄 たくさんの30歳以下の青年と会う機会があるわけですけどね、確かに 我々の時代より 海外へ行きたいという好奇心というか、向上心というか、、、が薄れている気がします
語学を学ぶなら 今日本には腐るほど 語学学校はあるわけで、、、でも 留学ってただ 語学を学ぶと思っているなら 大間違いです 留学で学ぶことは語学以上に大事な事がたくさんあるんですね。 やっぱり 今でも日本の中に流れる 鎖国文化のDNAが根強いと最近思う訳です。

私の廻りの30歳前後の知人たちも あまり海外に興味がない人が多いんです 仕事柄、ワーホリを勧めたり、留学を勧めて見たりしますけど、、(私がただ 自分のビジネスだけで勧めていると思っている)なんだかパワーがないというか、怖がりというか、失敗を恐れているというか、、、おじいちゃんやおばあちゃんが海外なんて っていうのはわかりますが、、、本当に悲しくなりますね。

先日ある新聞のコラムを読んで納得しました東京大学の大学院教授の 姜尚中さんと 昭和女子大学長のご存知 坂東眞理子さんの対談でした。姜尚中さんが 自伝的小説「母 オモニ」 出版されたのですね。是非読んでみたいと思います。やはり 母親の存在が子供にとってどれだけ大切か。。。私も何度もブログで書いていることですが。

そしてその大学で教えておられるお二人がこう話すのです。
 「最近の大学生を見ていると、留学などで、あまり海外に出たがらないのです。」
坂東「外国に行ったら傷つくことが多いですからね。人に迷惑をかけないように、そして自分は恥をかかないように育った結果、ひ弱になってしまったのだろうと思います。」
そして坂東さんは
「今 私が心配しているのは“グレートマザー”というか、懐の深い、本当に包容力のあるお母様のような女性(姜さんのお母様の事)、母親が少なくなってきていることです」と。
「肉親だけの間のピュアな愛情で結びついた家族というのは、異質な存在を排除してひ弱になっています。おじさんやおばさん、居候がいつの間にか住みついたというような、家族以外の人を受け入れる懐の深さを、今の女性たちがなくしているのが寂しい。」と

まさに私も同じように思います。もう自分の子だけ!大事大事で まさに鬼子母神ですね モンスターペアレンツなんて言葉ができること自体が その証明です。。。それじゃ コスモポリタンな人間は育ちませんね。 母こそ大事 これから母になる女性の皆様 どうか どうか ”グレートマザー” を目指して 子育て 頑張ってください




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Mieko SATO

むごい教育

Bonjour         Buongiorno

Vous allez bien?

もう10年くらい前になるか、、、ある新聞記事に目がとまり なかなか感慨深い記事だと
それを切り抜いて折りある事に読み返している。
最近 自分に降りかかった出来事や色々なニュースにふとまた思い出して読み直してみた。

徳川家康が幼少の頃(竹千代)今川義元のところで人質として暮らした 時の話。
ちょっと いや ダイブ?前の話にはなるので、今の時代とは・・・と思うかたもいるだろうが
こうなった今だからこそ 必要な教訓のような気がする

義元は家来に竹千代には「むごい教育をしろ」と命じる。
数日後、家来にむごい教育をしているかと 尋ねる。
家来はここぞとばかり「はい。食事は野戦食、朝は日の出ない うちに叩き起こし、夜遅くまで休む暇なく鍛え上げてます」と。
義元は、、、、「それは違う今日からは朝はゆっくり寝かせ、
食事は毎食山海の珍味を与えよ。そして周囲には美女をはべらせよ」

家来達はいぶかって、「それはむごい教育どころか、甘やかす育て方ではありませんか?」と尋ねる。

「良く聞け! むごい教育とは、竹千代を今のうちに腰抜けにして、将来武士として立てないように”骨抜き”にする事なのだ」
-----こう義元は家来に教えた。

本当の愛情は何か を思い知らされる。

私は自分が子どもを産んだら これを指針にしようと思って 実は切り抜いた
でも どうやら子どもを持つ人生を歩めそうに ないが、その分 今の仕事で沢山の青年達に会う機会があり、、、自分の子どもだったら という想いで接しているから 時々原点に戻る為にも読み返す。


ほめ教育がささやかれている昨今、褒めるだけでは 人間は形成されない。
それどころか それが かえってむごい教育に なりかねない。
きちんとした教育をする中で 褒めて あげることが大事なのではないか
ほめ教育は 叱らない教育とは全く違う。。。はきちがえたら大変なことになる。
本当に可愛いわが子なら どこでも生きていける いかなる状況になっても 前向きに進める
本当の強さを植えつけるのが 深い愛情だと 最近つくづく思う。

仕事上、、、30歳前後の人たちともう何百人と接してきて、 その親御さんたちに責任があると思う事 も・・・ だがしかし この30歳前後の方々は ほとんどは今度は親になられる。
今までより ”これから”が大事だ。。。フランスにワーホリでいったり 留学したり
する中で 大きく成長して 何にも負けない力を 養ってきて欲しいと祈りながら
対話を続けている。


Ciao ciao


Mille Joies Planning
Mieko SATO


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