Bonjour

今日は11月11日。ご存知の方も多いですが、聖マルタンの日ですね

。
キリスト教徒でなくても フランスに関わっている方なら その話はご存知だとは思いますが。
ちょうど 今日はその11日なので また この11月2日から7日まで ローマ

に行ってきたのでその話題で書きたいと思います。ローマの模様は後日写真付きでご紹介します

そうこの11月11日 聖マルタンの日 の近辺は11月はもう冬なのに いいお天気

に恵まれるって話なんです。
聖マルタンはキリスト教を布教した人。フランス全土で一番崇拝されている聖人だそうですね。ま 実在するか否かは キリスト教の信者か否かってことにもなるかと思いますが それは置いといて。
ローマ軍団の兵士の子として(今のハンガリー)生まれ 彼自身も兵士
アミアンの街で(アミアンAmiens はパリの北)馬

に乗ってた彼が 寒空

に半分裸の物乞いを見つけ その物乞いに自分のマントを半分切って物乞いに差し出してやったという話

。
すると たちまち 空を覆っていた雲に切れ目ができて 太陽が輝き始め

やがて すっかり晴れ渡り 天の声が聞こえたと。毎年 この時期に晴れの日を与えようと いうことになったと。簡単ですけど こんな感じの話しです。
これ以降 毎年11月11日の聖マルタンの日が近づくと何日か暖かい日が続く

、これが
L'ete de la Saint-Martin 聖マルタンの夏 といわれているのですね。
要は 人に優しく接する事が 人間として大事な事だということなのではないでしょうかね。どんなにキリスト教を布教している人間でも 人に優しくしなければ 意味がない。聖マルタンという人が キリスト教信者だったから偉いのではなく。。。。聖マルタンという人間が 偉かったのだと私は思います。彼をそうさせたのが キリスト教の教えがあったからなのか どうかは わかりませんが…でも みんながみんなそうなら ヨーロッパの歴史の中に戦争はなかったはず。
ま 確かにどんな宗教でもそれを信仰している人間の行動が 尊敬に値するかどうか 問われますね。仏教でもなんでも。。。権力行使のための宗教になり下がったなら 何のため を忘れているとしかいいようがありません。
今回ローマでも ヨーロッパの歴史に触れる機会が多く いろんな意味で 考えさせられました

今日は先週末から来日している、PARISのホテルのGeneral Manager の友人とそのお友達(お医者様)と3人で



私のお勧めの行きつけのお店で 懐石料理でディナーです


きっと 11日の聖マルタンの日

に乾杯となることでしょう


Mille Joies Planning

Mieko SATO