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”フランス・イタリア”リピーターの方へ情報を発信するブログ。

地元のパン屋さん

Bonjour

あっという間に、2023年のお正月のお休みも終わり、松もとれて、すでに寒中お見舞いとなりました
ここ数日は暖かかったですが、また寒さが平年なみになるとか、みな様 くれぐれもお身体ご自愛くださませ。

さて 私の実家は埼玉の狭山というところなのですが、美味しい食べ物屋さんがないので有名な場所で、狭山の人間はみな 口々に
「狭山は食べるところないね~~ 」 そして結局 所沢か川越かとなりの入間市に出てしまいます

そんなもんだから あまり期待していなかったのですが、このお正月、ぶらぶらと歩いていてちょっと気になっていたパン屋さんに
歩いていたので寄ってみました。(いつもは車なので駐車場のない場所はスルーしますから) 
ライ麦 70%のパンをゲット。とりあえず いま気を付けているのは、マーガリン・ショートニング不使用のものを食べる ということです。ちょっとお店の方と話したら どうやら安全そうなので食べてみました。
とても美味しく、これからはできるだけこのパンをいただこうと思います。

パンと一緒に渡された案内の紙を読んだら おったまげ~~~  フランスで5年修行してきて フランスの伝統的製法を取り入れているとか。 ブーロンジェーはなんと そのうえ同じ中学校(地元の人でした) そして同じ世代 私の妹と同級生。
本当に 狭山にもこんな人がいたのね~~とうれしいやら おどろいたやら

次は バゲットとクロワッサン、そしてライ麦パンを買ってきま~~す。もちろんいろんな種類のパンはありますが、シンプルなのが好きなので。
参考までに インスタは mirabelle_sayama
お店の名前は ラ ミラベル La Mirabelle

新年早々 うれしい出会いがあり、、、今年はフランスへの道に大いに期待できそうです

Millejoies Planning
Mieko SATO

白土馬鈴薯のスープ

Bonjour

小諸観光のお手伝いをし始めて、小諸の美味しいものをたくさん発見しています

とくに 粘土質は美味しいものを作り出す土のようで、 お米も じゃがいも ワインも この粘土質からとれるものはとてもいいものになっています。今回は この御牧ケ原という粘土質の場所でとれるジャガイモ(白土馬鈴薯)のスープをご紹介です。
白土馬鈴薯 ブログ

小諸の人には あまり評判よくないようですが、先日フランス人シェフがいらした時にお土産で差し上げたところ、大 大 大絶賛でした 小諸の人には灯台下暗し的なものなのでしょうか

実はフランスではじゃがいものをスープを ヴィシソワーズといいます。ご存知の方も多いのではないですか?
なぜ ヴィシソワーズかといえば アメリカのホテルリッツのシェフが実はヴィシー出身のフランス人だった。VICHY 幼いころ暑い夏の日 冷たいじゃがいものスープを飲んで美味しかったのを覚えていたらしい。なんと私が留学したのもこのVICHY。よく確かにヴィシソワーズとかかれたメニューをみました。もともとは冷製スープ。

小諸がフランスと気候が似ていて 食文化も似ていて、、、ここにきてこんなつながりになるとなんかやはりご縁を感じます。この小諸ではあまり評判のよくないというヴィシソワーズ なんとかしたい と思っております
私なら こもろ ヴィシソワーズ と名前変えますね ポタージュというのは温かいイメージですから、、、もともとはじゃがいものスープは夏にいただく冷製スープ

Millejoies Planning
Mieko SATO

料理人の人格

Bonjour

いまミルジョワ企画は長野の小諸の仕事をしているのですが、先日小諸と小諸周辺でおいしいものをリサーチするので 何軒か行ってまいりました

昨年から美味しいところを巡ってまして、素材がいいのか本当に美味しいいところが多いです
今回 前から行きたかった和食のちょっとお高めのところを予約したり またずーーと行きたかったのに昨年からいけずにやっと行けたところとか、、、蕎麦屋さんもはじめてのところ2軒いけました。地元の方と一緒に行けると、こんなところにお店あったのね みたいな発見がありました。

今回とても感じたのは、料理って料理人の人格がでるものだな~~と体験しました。そこそこお料理は修行をすればできるようになるけれど、人格を磨くことを忘れた料理人は一時はいいように思えても きっと行き詰るだろうな と思ったりして。
今回 行った中で一軒お料理はまあまあ美味しかったけれど、料理人の性格というか人格というか教養というか 評価できず、もう2度といかないと思いますあえてどことは書きませんが、、、

どうだ 俺ってすごいだろ って味のする料理は素材が美味しくて技術でカバーしているだろうけど 心に残らないのです
私は職業的にいろんなところでいろんなクラスのレストランや食事処へ行かせていただいているので 経験値のおかげですぐ感じます。

反対に今回とても素晴らしいシェフに出会いました。お店もお宅をお店にしていて温かみがあり、とても丁寧な心温まるお料理でした お値段もとても誠実なお値段です。 こんなすてきなご夫婦が長野県の小諸のとなりの御代田に。菜食料理なのにとてもそうは思えない充分な満足感がありました。ここは月ごとにメニューがかわるようです。毎月いきたいと思うほど。お料理って 自己満足でも行けないし、自己顕示欲はもっとダメ お客さんに対しての真摯な姿勢と自分に対して常にこれで大丈夫かという謙虚な気持ちがあるかどうか。。。まあ どんな職業もそうですが。

菜食料理 pas a pas 御代田駅から5分くらいです。是非ご興味あるかたはお出かけください。要予約です。
今回訪ねたところで自信もってご紹介できるのはこのお店のみ。

Millejoies Planning
Mieko SATO

ミシュラン

Bonsoir

先週でしたかね、、、ミシュランが出ました。話題にもなってました。フランスで日本のレストランがを取ったとか 取らないとか、ニュースにもなってましたね。そのうちの一つのレストランは存じております。コメントはさけます でもちょっと って感じ。。。雑誌とかテレビとか なんか背後になにかの力を感じます

だいたい 私はミシュランを有り難がらない側の人間なんで、、、別にミシュランに選ばれようが選ばれなかろうが 私が美味しいと思うところに行く派です 
を取ろうが取るまいが、自分の仕事をしている人は素敵です 
本当の職人さんたちはミシュランの格付けをどう思っているのか・・・食の好みは人それぞれ違うわけで、、、もちろんテーブルコーディネートなど総合的な評価だから 味が一番じゃなくてもを取っているところもあるのです。

とかとかとか・・・そして 一つ失ったとかどうだとか、、、それはもちろん 精進していくための目安にするのはいいことだと思いますが 別にそれに振り回される必要は全然ないと思いますね

今年 を断ったシェフがいるとか・・・ カッケーーー しびれますね。 そういうことができる人
そんなもんなくても 自分にはわかっているお客がいるってことでしょう、、、ミシュランの本をみて ここは一つか ここは二つか、、、じゃ行くか なんてお客じゃないお客様がいるってことですから。
そんな仕事ができる人に私もなりたいな~~と思いました

今日はそういえばヴァレンタインデー  今宵はラブラブな二人が素敵なディナー をしていることでしょう

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Mieko SATO

恐るべし チョコレートのバイヤー

Bonjour

10日ほど前でしたかね、、、NHKで放送されたチョコレートのバイヤーに密着のフランスご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。私も極力 情報として知っておかないといけないのでフランス関連の番組はみるようにしてます フランスの景色をみるだけでも楽しいし・・・

今回は私の大好物のショコラの話だったし、まばたきせずに見てました
木野内美里さんというバイヤーさんだったかな~~~ 私くらいの年齢でしょうかね。ま若い人にはこういう仕事は難しいですから。ある程度の知識、経験、おばさんパワーが必須(若いとなかなか、、、まだ恥じらいがあるし)

彼女が話ていた、日本に紹介されていない美味しいチョコがまだたくさんあるから それを日本に紹介したいと。。。
私のこの一文を聞いて、半分は賛成 そして半分は大反対 と思った人間の一人。
賛成の部分は 日本に紹介されていない美味しいチョコはまだたくさんある のところ。。。ま ある意味当然な見解、、、日本に来ているチョコはその作り手またはオーナーが日本出展を承諾し(あるいはそれを狙い)実現したお店。有名だろうが何だろうが、、、作り手(オーナー)が大量生産を承諾したお店。
だから OKしないところが日本には来てないのだから そりゃ まだまだフランスには美味しいチョコレート屋はた~~くさんあるわけです 
極論をいえば 日本に来てないショコラ または来ていても現地で作っているショコラをフランスで食べるのが一番おいしいと思ってます
そして 反対部分は それを日本に紹介したい というところ彼女の場合は 紹介したい=日本で売りたいそれが彼女の仕事) なんでもかんでも紹介せんでいい な~~んて思うわけです

こんなことを書くと「お前はしょっちゅうフランスへ行けるから 食べられるから言うんだ」って思う方が大半でしょう。確かに私は普通の方よりはフランスへ行く機会は多い。でも 毎回毎回 バイヤーでもあるまいし チョコを食べ歩いているわけにはいかないわけで、、、そういう仕事で行っているわけではないので。。。だから たとえフランスへ行く機会が多いからといって 美味しい日本に紹介されていないショコラをいつも食べられるわけでもない。

フランスの小さい街や村で家族で一生懸命ショコラを作っているフランス人に こんなに美味しいなら日本にも・・・とか言って話をしてくることに ちょっと抵抗があるのです。「そっとしとけよ」 って思うわけです。地元の人から美味しいショコラを奪うなとね。。。自分さえよければいいのか お金つめばなんとでもなるという日本人のおごりじゃないのかってね。
表面的には 家族経営のお店を応援したいと思っているとか うまいことはいえる(これは年の功) そして アーティストの心をくすぐるような巧みな言葉で契約に進む。その場を見ていていやな感じがした。 また それを承諾したあのショコラティエに対しても 「あ!そんなもんね 残念」と思っちゃいました。きっと 引き受けたことでいろんなリスクを背負う。。。
母娘でやっていたそのチョコレート屋さんはさすがにお母さんのほうはこの話を渋って断りかけた。しかし娘の方は(野心もあるだろうし 若さもある その分人生の経験はない。リスクを想像できない) そして作り手である娘が承諾したことで母は折れた。こんな光景をみると 複雑な心境になるわけです。 
どうして こういうお店に対しては(なんでもかんでもにしないで) 
日本のみなさん こんな素敵なチョコレート屋さんがフランスにありますから是非いかれてみては というだけにとどめられないのか・・・と思う。

TVで報道されていた中には このTV報道を利用していま以上に売り上げようと思っているチョコレート屋さんもあるかもしれない そういう人たちは このバイヤーと話をまとめていいと思うのですよ。

そして冒頭 彼女が言っていた、日本ってなんでもあるんですよ~~ちょっと海外で話題になったものが数か月後には日本に出店してますからね~~ って。 ちょっと自慢気に そういう仕事している人がいうのもなんか滑稽。
本当に美味しいものを食べに フランスへ行きましょう! じゃ ダメなんですかね・・・・

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Mieko SATO

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Author:Mille Joies
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