Buongiorno a tutti

数年前からBS日テレで放送されている「小さな村物語イタリア」
日曜の10AMはとてもゆったりした気分でテレビの前に座れる
長年フランスの仕事をしてきて、、数年前からイタリアも少しずつではあるが、お手配させてもらって思うのは隣同士の国のフランスとイタリアがなんと多くの違いがあるかということ。もちろんヨーロッパの国であるということの共通点も多くあるけれど。。。
面白いのは結構イタリア人はフランス人が嫌いで

イタリア人の祖先がなんといってもヨーロッパを作ったという自負の強さ

を持っている。 フランス人はといえば、、、イタリア人を嫌っているという感じはあまりなくて(ちょっと下にみている人もいるけれど

)どちらかといえば 好意的に感じる。 そんな関係性をみるにつけ それは今フランスのほうがイタリアより先進国になったからなのではと思ったりする。
イタリアの方がずっとずっと古い(いい意味でも悪い意味でも)し、古き良きを護ろうとしていると感じる。今のフランスは(少なくとも私が留学していたころは違っていた) とにかくパリは特にカフェにとってかわってスタバやファーストフードのアメリカ

のものにあふれ、日本食



にあふれ、なんでもかんでも日本のものを使って料理すれば売れる みたいな風潮がいまフランスにはある

自国のものに執着する(誇りをもつとも言い換えられるだろうか) かつてのフランスは影を潜めている

個人的にはとても残念に思っている。頑固な職人肌のおやじとか、、、もうあまりみることはできない。外がカリカリ、中しっとりのフランスパンより 日本人がつくる、そともなかも柔らかいパンがいいなんているフランス人に私は魅力のかけらも感じられない

フランスも地方へいけば まだまだ古き良きフランスは残っているのだろう(実際残っている)、、、イタリアは都市でもまだ残っている気がするのは私だけでしょうか

そして人が温かい

、言い換えれば田舎の人なのかもしれないけれど、、、私などはフランスへ仕事で行っているからかもしれないけれど フランスへ行くときは戦闘開始

って気分でどうしても気を張って、なめられないように

なんて思っていく、ところがイタリアは仕事で行くときですら、なんかちょっと気持ちに余裕がもてる、なめられないようになんて思ったことは一度もないし、なめられたことも一度もない

(フランスは何度も露骨になめられてます

ま、負けてないけど

) 不思議な違いがあるのです。それだけイタリア人は人間としての徳が高いのかもしれない。なんといってもバチカンをおく宗教がきちんと存在している国。
3月に仕事でフランスへ行くけれど、今年はゆっくり プライベートで大好きなフィレンツェでゆっくりできたらな~~なんて思ってます。夢で終わるかな

まあ、、、イタリアもまだまだ表面しか知らないから、いい所だけが見えるのかもしれないし、、、フランスとの付き合いの長さと同じくらいの年月が経ったとき それでもやはりイタリアの方がといえるかどうかは ちょっと疑問だし フランスほど長い付き合いが続けられるかもわからない、、、人生をともにする伴侶とたまに遊ぶ友人とそりゃ重さは違いますね

Mille Joies Planning

Mieko SATO