Bonsoir
いよいよ本格的な秋 到来でしょうか・・・朝晩 寒くなりました

秋は文化・芸術の秋といわれるだけあって、あちこちで展覧会やイベントが開催されてますね

私も 仕事と仕事の合間に時間があるときは 極力いろいろな展覧会に足んでます

先日は草月展に行ってまいりましたが、世の中 こんなにもたくさんの人が花と関わっているんだな~~と驚きました。その割にはお花屋さんはお花が売れないという。。。なんでだろう

お花を習う人がお花を買って おうちに飾れば あんだけの人が習っているのだから それもあれは草月だけ そのほか池坊とか小笠原 とか いろんな流派があるわけで そうなるとすご~~い数になるわけです

私はフランスに出張にでると かならずまずお花を買って ホテルに飾ります。もちろん 何千も何万も買いません。あるときは薔薇を一輪

あるときはアネモネのブーケ

あるときはスズラン 本当に少しです。でも それがあるかないかでお部屋は180度違います。もちろん 素敵なラグジュアリーなホテルは 蘭の鉢がおいてあったりしますけど 私は鉢物より切り花が好きなので それに蘭がそんなに好きじゃないし(もちろん嫌いではないです) もしくは 田舎のホテルに泊まるときは 田舎を散歩して摘んだ花々を飾ります。(それはもちろん ただ~~~

)それは一つの楽しみです

芸術とか文化とか言っても 本当はすごく身近な生活と密着している気がします。それをなんかとても遠い存在のように特別視しようとする社会が日本のような気もしたりして。前に文化とかって話をしたとき 文化と経済(お金)は表裏一体といった人がいましたが、私はその時断固その意見に反対と言ったのを今もよ~~く覚えてます。お金がある国が文化が栄えるとは偏った味方だと私は思うのです。もちろんそういう分野の文化と呼ばれるカテゴリーもあるでしょうが・・・そればかりではないのです。
そして文化水準が高い 低い = 経済力がある ない といえないと。日本は経済力はある でも文化水準高いでしょうか・・・

文化とは芸術とはなにか なんて ちょっと考える時間をこの秋もつのもいいかもしれませんね

拝金主義のブリンブリンは ただただ ”有名” ってことに弱くて、本物を見抜く目がない。本物を見抜ける力が文化の力だと思いますね。そして自分を知っている人。ただ たまたまお金あるからと 自分に相応しいかどうか考えずに”有名”を身に着ける。これって文化水準的が高いとはとてもいえない気が私はしますけどね・・・

成金、拝金とは対極にある文化・芸術ってことじゃないでしょうかね

Mille Joies Planning

Mieko SATO